愛・地球博

 

ゲート前の人の列

 

愛・地球博に行ってきました。

人ごみを覚悟して行きましたが、いやー大変でした。 事前に会社で行った人から、情報をいろいろ聞いていたおかげで、会場までは割と順調に行くことが出来ましたが、会場に入る前ではやはり長い列に並ぶしか在りませんでした。

しかし、大阪万博の時にはまだ3歳だったので仕方ないとして、10歳の時に一人旅で行った神戸ポートピア博、何度も通ったつくば博と、幼少の時より博覧会に通い詰め多くのパビリオンの建物を見つづけ、偶然なのか運命なのか今の仕事に就いた私としては行かない訳には行きません。

 

 

超電動リニア館

 

実家が福岡と群馬で大阪に住む私たち夫婦にとっては、新幹線は一大関心事です。博多は今でも2時間半乗っていれば着くので便は良いのですが、高崎は一旦東京を経由する為、東海道新幹線+上越新幹線は時間がかかります。 中央リニアが長野新幹線と接続してくれれば、2時間弱で高崎に行くことも可能になるのではないかと期待しています。

 

トヨタ館

トヨタ館のショーは長く並んだこともあり、すごく良かったです。ショーの後の展示コーナーではトヨタの未来の乗り物が展示されていました。

 

 

        

館内に森を再現した長久手日本館

霧と照明で、深い森の中を再現しています。 その他、日本の産業の歴史の展示や全天球型スクリーン(気分はリニアシート、一人用の一家に一台欲しい)による映像展示などがありました。

 

 自然との共生を謳った愛・地球博では、会場の大半が森になっていました。博覧会というと、変わった形のテント構造や立体トラスが多いのですが、写真は会場内の森林ゾーンに建てられた宮崎駿監督の「となりのトトロ」に出てくるサツキとメイの家です。

      

このパビリオン?は、見学に事前予約が必要な上にすごい倍率ということで、残念ながら中を見学できませんでした。 会期終了後、移築されるという話を聞いたので、そのときにはぜひ行ってみようと思います。しかし、このような木造建築が万博で大人気というのは、子供のころには予想だにしませんでした。 うーん。家業の大工を継がずに、先進的な建築構造を仕事にしたいと今の会社に就職した私には複雑な気分です。 「あこがれのスローライフ」とか、日本人の人生観が大きく変わっているのかもしれません。建物を展望台から見つつ、頭の中で矩計図や伏図を起こしつつ、まだ木造も覚えていると確認しました。